Post

Intel Optane 905P SSDを購入した

史上最強のSSD

Intel Optane™ 905PというSSDを年末に購入しました。

Intel OptaneというSSDシリーズは、SSDで使用されているNANDではなく3D XPointという技術が使われたSSDで、「高耐久」「低レイテンシー」「高速」という特徴があります。

Optane 905Pは2018年発売のPCIe Gen3のSSDであり、最近のPCIe Gen5対応SSDと比べればシーケンシャルの速度は圧倒的に差をつけられていますが、
実用上重要になると言われているランダムの速度ではまだまだ優位を獲得していたりします。

個人的には高耐久なところが重要だと思っており、Intel Optane 905P 1.5TBでは27.37PBWを保証しています。
WDのハイエンドSSDであるWD SN850X 2TBでは1.2PBWであり、Optaneの足元にも及びません。

その他にも、レイテンシーが少なかったり、連続書き込みをしても速度低下が発生しないなど通常のSSDとは違う点が多くあり、コスパを無視してまでも入手する利点はあると思います。

サブタイの訂正みたいになりますが、今回購入した905Pは第1世代Optane SSDであり、第2世代のIntel® Optane™ SSD DC P5820X Seriesが最後のOptaneだったはずなので、厳密には史上最強では無いんですよね。(905Pはコンシューマー向けでは最強ですが)

入手

アメリカのNeweggという自作パーツとか売ってる通販サイトで購入しました。

1.5TBがクリスマスのセールで少し安くなっており64,446円で購入することができました。

実物

アメリカ発送で2週間ほどで家に到着しました。
年末年始はコミケや仕事と留守の予定のため配達日を遅めに設定しました。
なので、実際は1週間程度で届くと思われます。

960GB版は立派な外箱に入れられているらしいですが、今回購入した1.5TB版はバルクの状態で日本に来ました。

Bulk SSD

これがそのままクッション封筒に入ってアメリカから送られてくるので、国際郵便って怖いですねぇ・・・。

大きさは、普通の2.5inchのSSDと同じぐらいです。
厚みは倍ほどありますが。

Optane 905P Front

Optane 905P Back

端子はU.2というもので、SATAとはまた別です。

SATA Connector and U.2 Connector

SATAには刺さらないので注意してください。

接続

通常のマザーボードに搭載されているM.2にもSATAにも刺さらないので、M.2からU.2変換できるアダプターを使用します。

M.2 to U.2

M.2スロットに設置しますが、縦方向に地味に場所を取るので、グラボ直下にあるタイプのM.2スロットでは使用できないかもしれませんね。 MB

相性問題などあるらしいですが、ちゃんと認識しました。 Crystal Disk Info Optane 905P

性能

ちゃんとした性能測定とかは他のブログサイトを参照してください。

第1世代Optane SSD長時間使用しなかった後に使用する際、3時間ほど最適化処理を行っているらしく、その時間は性能測定しないでくれとマニュアルに書いてあるので、性能調査したのは6時間ぐらい経った後です。

速度 Crystal Disk Mark Optane 905P

IOPS Crystal Disk Mark Optane 905P

レイテンシー Crystal Disk Mark Optane 905P

おわり

IntelとMicronが開発し夢に見た3D XPointという技術を使用した最強のSSD、Optane SSD 905Pでした。

IntelはSSD部門ごとSK Hynixに事業引き渡しを行い、Micronも生産設備を閉じてしまったため、
新製品も開発されず、在庫っきりのロマンSSDです。

レイテンシーが低く、連続書き込み耐性もあるためシステムドライブ用にいかがでしょうか。

Optane DC P5820Xもほしいのですが、DC向けでべらぼうに高いのと、容量が最大800GBだったはずなので、あんまり購買意欲がなかったりします・・・。

1.5TBぐらいほしいよなぁ・・・。

コンテンツは CC BY-NC-SA 4.0 の下で利用できます。