Intel Core i5 8400Tのベンチマーク
Intel Core i5 8400Tのベンチマーク
8世代Core i5の普通ぐらいの低消費電力版CPUである8400Tのベンチマークです。
8世代の小型PCを買ったら、これが搭載されていた。
6,7世代までのCPUはi7でも物理コアは4個までですが、8世代からは6コア搭載するようになりました。
ちょうどこの頃、初代Ryzenが出て、多コアの正義が実証されたあたりだった気がします。
PCMark 8
比較対象は6700Tです。
ベンチマーク名 | スコア |
---|---|
PCMARK 8 HOME ACCELERATED | 3,544 -8% |
PCMARK 8 CREATIVE ACCELERATED | 4,084 -6% |
PCMARK 8 WORK ACCELERATED | 4,506 -4% |
i7-6700Tに比べて数%ですが性能が下がっています。
これは6700Tが4C/8Tなのに対し、8400Tが6C/6Tであったり、そもそも最大動作周波数が3.60GHzから3.30GHzと下がっているのが原因だと思われます。
とはいえ、2世代前のi7に比べて性能差を10%以内に抑えられているのは、物理コアが増えた恩恵でしょう。
Cinebench R23
種別 | スコア |
---|---|
Single | 799 -12% |
Multi | 4,100 +10% |
MP Raito | 5.13x +24% |
シングルでは6700Tに10%近く負けています。流石に動作周波数の差が出ているっぽいです。
マルチでは6700Tに対し10%程度性能が勝っています。
4C/8Tと6C/6Tの違いがあり、論理コアより物理コアの多さが性能に直結するといった面が出たのでしょうか。
動作周波数が同じでコア数違いで計測してみたかったりしますね。
Geekbench 6
種別 | スコア |
---|---|
Single | 1,184 -5% |
Multi | 3,805 -5% |
その他
予想に反し、8400Tに対して6700Tが奮闘していました。
動作周波数の差が出たとも言えますが、論理コアでも数の多さが物を言う場面が少なくないということなんでしょう。
まあ、8th GenのCPUは上位のものがまだ存在するので、性能不足になってきたら換装しましょうかね。