100Mbpsでしかリンクアップしない問題の対処
100Mbpsでしかリンクアップしない
急にメイン機が100BASEでしかリンクアップしなくなりました。
流石にゲームのダウンロードや更新、動画視聴に影響が出るため調べてみることにしました。
TL;DR
結論はというと、ELECOMのスイング式LANケーブルを使っていたのが原因そうです。
なので、スタンダードケーブルに交換すればよいです。
交換してからは100BASEに変わることなく、1000BASEのまま安定してます。
症状
軽く調査した感じ以下の症状が発生しました。
- 再起動やケーブルの抜き差しをしたら1000BASEでリンクアップ
- しばらくするとリンクダウンし、100BASEでリンクアップアップする
- L2スイッチのポートは関係なさそう
- NICを変えても、ドライバーを変えても症状は同じ
調査
以下、調査履歴
再起動する
まず最初に再起動しました。
再起動はすべてを解決します。(いいえ)
再起動後、しばらくは1000BASEでリンクアップしてくれますが、突然リンクダウンし、100BASEに切り替わっちゃいます。
ダメそうです。
NICを疑う
その次にNIC(ネットワークインターフェースカード)を疑いました。
現在使用しているマザーボードはB550 Steel LegendでNICはRealTekの「Dragon RTL8125BG」を積んでいます。
蟹NICは突然死することが多いため、今回はそれで死んだのではないかと推測しました。
切り分け方法としては簡単で、別のNICを使用して接続すればよいです。
幸いにもそのへんにIntel 82576NSという古いサーバー向けのNICカードが転がっていたので、こいつを刺すことにします。
1000BASEでリンクアップしてくれましたが、やはりしばらくするとリンクダウンし、100BASEに切り替わりました。
スイッチを疑う
メイン機の上流にはNETGEARのGS308PというSOHO向けのPoE対応のアンマネージスイッチがあります。
まあPoEは使ってないのでただのハブみたいなものですね。
スイッチも極稀に特定ポートがダメになり使えなくなるみたいなことが発生するため、その可能性も視野に入れます。
切り分けは簡単で、ポートを変更すればよいです。
結果は変わらず、ポート変更後も100BASEに切り替わってしまいました。
残るは・・・
残る原因として考えられるのはWindows11の不具合もしくはLANケーブルです。
Windows11は結構地雷踏みまくったので信頼性が0に等しいですが、インターネットを調べる限りそのような不具合報告はありませんでした。
なので、LANケーブルが一番怪しそうです。
ふとLANケーブルを見てみると、気持ちケーブル経が細い気がします。
遠い記憶を呼び起こしてみると、前にもこんなことがあった気がします。
親のPCが10Mbpsしかでないというトラブルが・・・。
そういやあれは15mぐらいの長さのきしめんフラットケーブルが悪さしてて10Mbpsしか出なかったなぁ・・・と。
ということで、次の切り分けとしてはケーブルの交換です。
あんまり長いLANケーブルはストックしていないのですが、今回は幸いにも1mだったのでスタンダードケーブルの在庫を見つけることができました。
交換してしばらく使った感じ、100BASEでリンクアップするようなことは起きていないため、やはりこいつが問題だったっぽいです。
まとめ
スリムケーブルやフラットケーブルを使うのはやめよう!!
まあ、一概にそれらのケーブルが悪いというわけではないのですが、今回の環境では周辺にUSBケーブルやHDMIケーブル、DPケーブルなど様々な信号線を束ねていたため、それらのノイズを拾ってしまった可能性が高いです。
1mの長さだったためそこまでノイズ耐性弱くないだろうと思っていたのですが、ダメな時はダメみたいですね。
調査中に気づいたどうでもいいことなんですが、NIC複数挿して複数リンクアップしてるとNICの有効無効切り替えても接続断にならない(感じない)ので便利ですね。