Intel Core i7 6700Tのベンチマーク

6世代Core i7の最上位の低消費電力版の6700Tのベンチマークです。

T型番は選別品だという話もあるけどどうなんだろうね。

i7-6700T CPU-Z

6700Tは次期サーバーのCPUとして買ったので性能は気になっているところ。

PCMark 8

前回の6100Tと同じ条件で計測。

ベンチマーク名 スコア
PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3,839 +15%
PCMARK 8 CREATIVE ACCELERATED 4,344 +20%
PCMARK 8 WORK ACCELERATED 4,661 +10%

i3-6100Tに比べて10~20%程度性能が高いですね。 コア数が増えた影響かなぁ・・・。とはいえ、コア数が倍になっているのにスコアがその程度しか変わっていないのを考えると、TDP枠での制限が厳しい気もします。

4C4Tのi5-6600Kのスコアの6,266と比べると70%程度の性能しか出ておらず、i7といえどTDP枠の前には無力という感じがします。

ただ、i5-6600Kに関してはコアに対して余裕のあるCPUクーラーやGPUもiGPUではなくRadeon RX480を使用している、当時の計測時にはSpectreやDownfallなどの脆弱性が露呈しておらず、当然ながらパッチも存在していないので、その分の性能低下ということも考えられそうです。

残念ながら、i5-6600Kは手放してしまったため、正確な値を計測し直すことはできません。。。

Cinebench R23

レンダリングでベンチマークを取るCinebenchも回しておきます。

種別 スコア
Single 899 +12%
Multi 3,702 +82%
MP Raito 4.12x +63%

i7-6700T Cinebench Score

i7-6700T Cinebench Single Ranking

シングルはあんまり伸びていませんねぇ・・・。 やはり動作周波数が低いのがネックという気がします。 とはいえ、あと少しで1700Xのシングルに手が届きそうですね。

i7-6700T Cinebench Multi Ranking

マルチコアは6100Tの倍近く出ています。 ベンチマークではコア数がモノを言うようです。

i7-6700T Cinebench MP Ranking

Geekbench 6

ベンチ結果

種別 スコア
Single 1,243 +8%
Multi 3,990 +68%

その他

流石に6100Tから6700Tへ換装すると性能が上がりましたが、シングルが思った以上に上がってくれなかったですね・・・。

最大周波数が6100Tと6700Tで3.20GHzから3.6GHzしか上昇していないのが原因かもしれないですね。

まあ、自宅サーバーということで消費電力を抑えなければならず、そういった点では仕方がない部分かもしれないです。